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一括受電サービスのためのエネルギーマネジメントシステムとは
入居者に対して業務用電力の一括受電サービスを提供し、さらに施設内の使用電力を見える化、使用電力を制御するエネルギーマネジメントシステムです。
一括受電サービス
一括受電とは、集合住宅等の建物全体で電力会社と高圧電力契約を行い、入居者は高圧電力契約者(事業者)と低圧契約することで、電気の供給を受ける電気契約の方法です。高圧電力料金単価と低圧電力料金単価の差によって電気料金を引き下げることが可能なため、入居者と管理者の双方に経済的メリットをもたらすサービス事業です。
一括受電サービス
特徴
- 機器の操作や計測データの閲覧および保存にクラウドサービスを活用するため、事業者に大きな負担がなく、サービスの提供が可能です。
- 入居者側の出力の変動を見ながら、共用部の空調機等の出力を自動調整する最大需要電力(デマンド)コントロールを行うことで、電気料金の基本料金の低減することが可能です。
- エネルギーマネジメントのデータから、施設の電力使用量の経時変化を共用部のモニターに表示し、入居者へ消費エネルギーの見える化を行うことが可能です。
電力量の削減サイクル |
施設の電力見える化 |
システム構成
計測装置(スマートメーター、中継器、集約器等)」および「データ伝送用機器(HUB、ルーター等)」で構成されます。
エネルギーマネジメントシステム