プレキャスト壁高欄「EQ-Wall®」とは

高速道路の床版取替工事などに用いるプレキャスト壁高欄です。 プレキャスト壁高欄ブロックの接合部に「Trunc-head®」を用いており、設置作業が非常に簡単で、急速施工が可能になります。

※ Trunc-head® : 端部を鍛造により円錐台形状に加工した機械式定着鉄筋。鉄筋直線部の付着力と先端部突起が負担する支圧力によって定着されます。

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プレキャスト壁高欄 「EQ-Wall®」の概要

 

特徴

  • プレキャスト壁高欄「EQ-Wall」は、車両用防護柵の種別SS以下の規格に適合した製品です。
  • 高速道路会社(NEXCO)の試験法に準拠した衝突試験を実施し、壁高欄の衝突安全性が確認されています。
  • 橋梁の支点上ならびに壁高欄端部のプレキャスト部材にも適用できます。
  • 追加部材を一切配置せず、必要最小限の間隙部(30mm程度)に無収縮モルタルを充填するだけで壁高欄を設置できます。
  • 場所打ち壁高欄と比較すると、約2倍の速度で壁高欄の設置ができます。

施工フロー

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実施例

高速道路などの大規模インフラ更新事業の床版取替工事において、実橋に適用しています。

●工事名 : 東名高速道路(特定更新等)
 裾野IC~沼津IC間床版取替工事
 発注者 : 中日本高速道路株式会社

 他 工事物件7件、採用予定2件(20231月時点)

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設置作業状況

資料

土木