- 建築
Me-A工法(Multi Enlarged-nodes Ace pile)とは
アースドリル工法を用いて、杭軸部の中間および先端に節状の拡径部(節)を設けて、建物を支える力を増大させた場所打ちコンクリート杭工法です。
また、この工法の拡底部は、地震時に建物を転倒させようとする力に抵抗するため、杭の引抜き抵抗としても有効に働きます。
※ Me-A工法は、三井住友建設(株)・(株)熊谷組・大豊建設(株)・東急建設(株)・戸田建設(株)・西松建設(株)・東洋テクノ(株)・ジャパンパイル(株)・大洋基礎(株) による共同開発工法です。
お客様のメリット
- コスト削減
従来の杭より短く、軸部を細くすることが可能になり、杭の工事費低減が可能です。 - 建物の安全性の向上
多段の拡径部(節)を設けることで、沈下リスクが分散され、建物の安全性の向上につながります。
概要
- Me-A工法は、支持力確保のため軸中間部および先端部 (拡底部) に拡径部を設ける場所打ちコンクリート杭工法です。
- 本工法は中間拡径部を有するMe-A(1)杭と拡底部のみのMe-A(2)杭があります。Me-A(2)杭の施工方法は拡底部の引抜き方向の許容支持力を評価する場合のMe-A(1)杭の拡底部の施工方法と同じです。
- 本工法は一般社団法人ベターリビングの一般評定【評定 CBL FP040-13号】を取得しています。
Me-A工法の杭形状
掘り出したMe-A杭 (小口径) |
中間部拡径部の施工機械(大口径杭用) |