- 環境
生物多様性保全の取り組み
「生物多様性」とは、地球上にさまざまな生命が豊かに存在することをいい、自然環境の豊かさを表すものです。「生物多様性」の「保全」とは、従来の「自然環境保全」とは異なり、たとえば、希少種や在来種の動植物の保護について生態系全体を含めて保全するという観点から行うことや、遺伝子の攪乱の防止(遺伝子レベルでの多様性の保持)のため外来種の排除に取り組むことや、単発の緑化でなく生態系のネットワーク化が重要となることなど、より積極的な取り組みが求められています。
保全対策事例
調査、モニタリング、ドローンによる植生調査等
![]() 生息数調査(カワニナ、他) |
![]() ドローンによる植生調査 |
ウミガメパトロール
希少種の保護・移動・移植
【生物】二ホンザリガニ、ヒメタイコウチ、モリアオガエル、エゾサンショウウオ、ほか
【植物】ヒメカンアオイ、ナガバサンショウソウ、サルメンエビネ、オクエゾサイシン、ほか
![]() モリアオガエルの卵 |
![]() ヒメタイコウチ |
![]() ヒメカンアオイ |
![]() ナガバサンショウソウ |
生息環境保全
夜間照明制御、立入り禁止措置、在来種による植樹、ヨシ原の保全、ほか
![]() 夜間照明の制御 |
![]() 環境保護柵設置 |
希少植物保護エリア設定
海辺の自然を守る取り組みなど
干潟の拡大試験(浜名湖)
マングローブ林の移植(フィリピン、インドネシア)
街の中に自然を創る技術 (生態系のネットワーク化)
屋上緑化、壁面緑化、屋上庭園、都市内ビオトープ、ほか
「生物多様性簡易評価ツール」
![]() 都市内ビオトープ |
![]() 環境配慮型住宅 |
水辺環境を創る技術(ビオトープ)
ホタルビオトープ(橋梁直下)
ビオガーデン(森、池)