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SLiC工法(Simple Liquefaction Countermeasure Method)とは

既往の液状化対策工法である浅層地盤改良または舗装路盤と砕石杭を組合わせることで従来工法にはない、噴砂防止、不同沈下防止効果が得られる低コストな液状化被害低減工法です。(この工法は特許出願済みです。)

※ SLiC工法は、三井住友建設(株)・(株)不動テトラによる共同開発工法です。

お客様のメリット

  • 合理的な液状化対策工法
    いままでコスト面から無対策であった外構部分を従来工法に比べて低コストで液状化被害による噴砂を防止し、地盤の沈下被害低減を図ります。
  • 周辺環境への配慮
    低騒音、低振動での施工が可能であり、周辺の道路や既設構造物への影響はほとんどありません。都市部での施工に適しています。

概要

  • SLiC工法は、地表面近くの地盤を固めることと、杭孔に砕石を充填することを併用したハイブリッド形式のものです。ハイブリッド化により、非液状化層に相当する地盤をつくり、噴砂現象や構造物の不同沈下を防止します。

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工法の位置づけ

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SLiC工法の適用事例

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実証実験

東京大学東畑郁夫研究室の協力を得て振動台実験を行い、本工法の有効性を確認しました。

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