• ICT

「SMC-スマートメジャー®」とは

SMC-スマートメジャーとは、3Dレーザースキャナーで計測した3次元点群データから施工中の橋梁の断面形状を自動抽出し、指定した箇所の出来形寸法を自動検測します。解析された出来形寸法は、施工管理の記録書類である出来形検測調書に自動出力することができます。SMC-スマートメジャーは、ICTの活用で建設生産プロセスの生産性向上が期待できる計測システムです。

smc-smart-major_02.png

橋梁の断面形状(例)

smc-smart-major_03.png

   三次元点群データから自動抽出される橋梁断面形状の例

特徴

  • 本システムは、3Dレーザースキャナーで計測した3次元点群データから施工中の橋梁の断面形状を自動抽出し、指定した箇所の出来形寸法を自動検測します。
  • 精度はスケール(メジャー)を用いた採寸と同等レベルです。
  • 抽出した橋梁の断面形状を3次元CADデータ化することができます。
  • 本システムは施工管理者1名で全ての作業が完結します。
  • 出来形検測に施工管理者が拘束される時間は、3Dレーザースキャナーの移動装置の自動化により、これまでに比べ大幅に短縮できます。

実施例

  • 実橋梁で精度・作業性など検証済みです。
  • 当社開発の橋梁建設プラットフォーム「SMC-Bridge」へ本システムを導入し、ICTを活用したシステムをさらに拡充してまいります。
  • 建設中の橋梁構造物に限定せず、図面が保存されていない既存構造物の図面作成ツールやコンクリート工場製品等への適用などへ展開を図る予定です。

 

smc-smart-major_04.png

出来形検測調書の例

ICT