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ビオトープ

ビオトープとは、ドイツで⽣まれた「地域の野⽣動植物が安定して暮らす場所」という概念です。⾃然に動植物が⽣息している場所を含めて、⼈為的に⼿を加えて動植物が⽣息しやすくした空間もビオトープと⾔えます。国⽴公園レベルの巨⼤な空間から、ガーデニングで造られたお庭レベルの空間に⾄るまで、さまざまな種類の⽣き物が⾃らの⼒で⽣きて⾏くことのできる⾃然な環境を備えた空間であれば、ビオトープと呼んで差し⽀えありません。

都市内ビオトープ、ビオガーデン ―街の中に自然を創る―

都市部において、公園や屋上庭園、ビオトープなどの緑地をネットワーク化して、昆虫類や鳥類が生息可能な環境を創出します。

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都市内ビオトープ
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ビオガーデン内の池

ホタルビオトープ

自然の再生等を目的に小規模なビオトープを設置。この例ではゲンジボタルを増やすことを目的として、橋梁直下の空地に設置しました。中央に小川を配置して、水辺環境を創出しました。

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ホタルビオトープ(左:全景、右:正面)

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上:ゲンジボタル
下:ホタルの幼虫
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ビオトープのホタル以外のいきもの (左からカワニナ、トノサマガエル、アカハライモリ)

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移植した植物 (左からセキショウ、ミズゴケ、セリ、コケ など)

トロブネビオトープ

ビオトープは例えばトロブネのような小さな容器でも作ることができます。市販品の在来種の植物やメダカを育てて、自然環境に親しむことや、環境教育の一環として、作業所等にも設置する活動を進めています。

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R&Dセンター内
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作業所内

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