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コネクティッドEVシステムとは

電気自動車(EV:Electric Vehicle)から得られる直流電源を、エレベーターや給水ポンプ等で利用できる交流動力電源に変換し、災害に伴う停電時にも建物の機能を維持するシステムです。

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コネクティッドEVシステムイメージ

特徴

  • EVへの電力供給方法として船舶を利用し、船舶と陸上との電力融通を可能とする「陸・海 電力コネクティングシステム」との連係により、停電時でもEVへの充電が可能です(東京海洋大学との共同研究)。
  • 停電時に電力を確保する方法としては、これまで非常用発電機が一般的でしたが、EVを使うことで「停電時と平常時の境界をなくす」ことができます。
  • 平常時にはEVから建物電源に電気を供給して建物の電力ピークを抑えることも可能です。今後、移動手段以外の電力インフラとしてのEVの用途が広がります。

 

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船舶からEVへの充電

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EVから建物電源への電気供給

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充放電装置(電灯10㎾/動力25㎾、当社開発)

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関連リリース

災害時の停電を想定して超高層住宅のエレベーターを電気自動車電源で稼働実証(2018年09月03日リリース)

非常時に船舶・電気自動車の電力を建物へ利用する電源供給システムを開発(2017年06月16日リリース)

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