ご採用頂いたデベロッパー開発担当者にインタビュー

ご採用頂いたデベロッパー開発担当者にインタビュー【1】

「ブリリアときわ台ソライエレジデンス」SuKKiT3

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東京建物株式会社 様

住宅商品管理部 商品企画グループ 課長
田中 健太郎 様

住宅事業部 事業推進グループ 課長
松井 潤哉 様 (左)

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ブリリアときわ台ソライエレジデンス

建設地
板橋区前野町
構造規模
鉄筋コンクリート造 地上15階
住戸数
329戸
竣工年月
2014年11月
採用工法
SuKKiT3フリーノンビーム

SukkiTのメリットは窓の大きさだけではない

ブリリアときわ台ソライエレジデンスでは、「洗練と安心」そしてときわ台という住宅街にブレイクダウンした「永住」というキーワードを元に、商品として作り込んでいきました。特に「永住」 に関しては、「経年美化」「維持管理」「コミュニティ」「安全性」「利便性」などに配慮しました。SuKKiT3を採用することでハイサッシの実現だけではなく、14階建て3棟構成の計画を15階建て2棟構成とすることができたため、全戸南面住戸が実現し空地が広がることによって外構も充実させることができました。SuKKiT3は若干コストが上がるものの、総合的な商品性が高いと判断し採用に至りました。結果として、空地が広がることで駐車場を平置きとしたり、外構にコミュニティの醸成を促す工夫を施せたりと、商品コンセプトの実現に結び付いたと考えています。

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直感的に良いと感じてもらえる「すまい」

お客様からはシンプルに「南面住戸」や「住戸空間がすっきりしている」など、住宅の基本的な条件が優れていたことが評価されており、これもSuKKiT 3を採用した効果だと感じています。それがモデルルームをご覧いただいた際に、直感的に「良いな」と感じて頂けたことに繋がったのではないかと思います。まず「良いな」と感じていただいた後に、その理屈を技術的な内容も交えてご説明することで、お客様の納得感が一層増して、結果的に「良いな」から「住みたい」へと繋げることができたと思います。

板橋エリアの大規模プロジェクトでは「早期に完売」

当時の板橋区エリアでは類似の競合案件も多く、販売的には「飽和」 と言える状況でした。 競合案件との差別化が難しい状況下で最終的に選ばれるためには、住宅の基本的な条件が優れていることが大切です。そのためにSuKKiT3の特性を活かした工夫を行いました。SuKKiT3はグリッドフレームを構成する逆梁のある住戸と梁のない住戸があります。 基本的なサッシ高は2.2mのハイサッシですが、逆梁のある住戸はサッシ高をさらに2.4mに上げて、開口部をより広く感じられる工夫をしました。その結果、梁なし住戸も逆梁の住戸も人気が割れることなく販売することができました。 最終的には板橋エリアにおいては「早期に完売」し、販売の進捗は良好でした。

今後のSuKKiTシリーズに期待

お客様にとっての安心感や納得感に繋がるので、「最新技術の構工法」を用いているというアピールはわかり易くて良いと思います。またSuKKiTは先進的な構工法が、「窓が大きい」などお客様の価値に直結しているところが素晴らしいと思います。今回のグッドデザイン賞の受賞を機に、更なる商品性の向上と、今以上にSuKKiT工法の優位性がエンドユーザーに認知されることを期待しています。

ご採用頂いたデベロッパー開発担当者にインタビュー【2】

「プラウド大宮」SuKKiT3

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野村不動産株式会社 様

住宅事業部 事業開発第三部 副部長
小実 晃 様

住宅事業部 事業開発第一部 副部長
山田 岳人 様 (右)

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プラウド大宮

建設地
さいたま市大宮区桜木町
構造規模
鉄筋コンクリート造 地上22階
住戸数
168戸
竣工年月
2014年6月
採用工法
Sulatto3フリーノンビーム

SuKKiTだから採用しました

プラウド大宮では、建設会社の選定の際にコストだけではなく、商品提案も判断材料としました。 三井住友建設の提案は SuKKiT1 を用いた15階建てのL型配棟の評価が非常に高く、 若干コスト高ながらも SuKKiT だから採用しました。 その後 Sulatto3 を用いた22階建ての免震I型配棟への変更提案によって、「免震構造で全戸南向き」となり商品性が格段に向上しました。その時に「これは駅前の再開発地域の、新しいシンボルになり得る」と感じました。 免震とすることでそれなりのコストアップはあったものの、 商品性が上がるため事業的には十分成立するとの判断によって、変更提案を採用することになりました。Sulatto3の採用によって、「区画整理による『新しい街』に『新しい工法』による超高層住宅を目指して」という商品コンセプトが形になりました。

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エンドユーザーの評価は「梁なしハイサッシ」が一番

Sulatto3工法 (SuKKiT3+免震) 採用でのメリットは、「免震」「全戸南向き」「ハイサッシ」。他には建ぺい率が低くなったため、 足元の自由度が増した事などもあります。実際にモデルルームを訪れたお客様の評価では「梁なしハイサッシ」が一番高かったです。 また、販売担当者がモデルルームを見た瞬間からモチベーションが上がっていったのも、非常に印象的でした。外観ではグリッドフレームを使って重厚感を出せたのは良かったです。 構造体は中央のみで他はフリーですから、バルコニーをガラス手すりにできるのは大きなメリットですね。 特に、南側に高い建物が建たない用途地域であったため、土地メリットを最大限活かせました。

想定以上の集客と評価 一気に売れて即日完売でした!

「集客」「お客様の評価」共に想定以上でした。この規模だとエリア的には販売期を分けるプロジェクトが多い中、本物件は一気に売れて即日完売でした。商品性と販売価格をバランス良く上げて成功した事例の一つですね。プラウド大宮は、今も当社のマンションのベンチマークになっています。

内装よりも、構造で差別化できるから強い

近隣の競合案件には、立地ではやや不利でしたが、商品的には負けているという事はなかったです。内装よりも構工法がオリジナルな技術は、他社で真似できるものではないので、差別化という意味で非常に強いですね。今後はSuKKiTシリーズがエンドユーザーから選ばれるブランドに成長すれば、デベロッパーとしてもより採用しやすくなるので、今回の受賞を機に、エンドユーザーに向けたコミュニケーションを活性化されるよう期待しています。

ご採用頂いたデベロッパー開発担当者にインタビュー【3】

「パークホームズ LaLa新三郷」Sulatto3

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三井不動産レジデンシャル株式会社 様

都市開発二部 研究室
藤原 圭佑 様

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パークホームズ LaLa新三郷

建設地
三郷市新三郷ららシティ
構造規模
鉄筋コンクリート造 地上19階
住戸数
250戸
竣工年月
2014年9月
採用工法
Sulatto3フリーノンビーム

Sulattoが商品コンセプトを方向づける要素となった

パークホームズLaLa新三郷は、三井不動産グループが進めてきた住・商複合駅前開発プロジェクト「新三郷ららシティ」のほぼ中央に誕生する大規模分譲マンションであり、 本街区の集大成となる重要な位置づけのプロジェクトでした。 街のシンボルに相応しい上質で先進的な住まいづくりを目指すにあたり、 今回採用したSulatto3は「免震構造」「質の高い住空間」を提案する次世代工法として、 私たちが目指した計画コンセプトに欠くことのできない要素であったと思います。

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「先進的な外観」が街のランドマークに

本物件は建物中央にグリッドフレームを配することで、 コーナー部はガラス手摺を回し込みビルディングを想起させる伸びやかでスタイリッシュなデザインに、一方中央部は躯体を前面に出し住宅らしい「安心感」「重厚感」を演出することができました。「従来の住宅にはなかった先進的な外観」によって、街のランドマークに相応しいマンションが実現できたと思います。

「免震構造」と「快適空間」が「住みたい」につながるキーワード

行政庁舎や病院等、 公共機関の建物でも免震構造への改修が進んでいるという時代の潮流もあって、「免震構造」に対する評価が非常に高かったと思います。 また、Sulattoによる住空間の快適性についても気に入っていただけるお客様が多く、 柱型が出ないことで「同じ広さなら、 こっち方がお部屋を有効活用できそう」といったこ意見もいただきました。販売時には、構造模型や従来工法との比較医など様々なツールを用いて、 Sulatto3の良さである免震構造、 主開口面のサッシの大きさ、梁型 ・ 柱型の出ない伸びやかな住空間、工法の先進性などをこ理解いただけるように努めました。その結果、従来のマンションとの違いをお客様にご評価いただくことができ、 販売活動も堅調に進めさせていただくことができたと思っています。 また、 同業者の方にモデルルームをこ案内した時の反響も非常に好印象で、「戸建てのようなリビングですね」「これまでのマンションの常識が変わっていきそう」という感想をいただくことができました。 事業 担当としてはモノの良さをしっかりとお伝えするべく試行錯誤していましたので感慨深かったです。

真に求められる住まい創りに向かって

ご提案する住まいが「創り手の独りよがり」ではなく、「暮らす人に本当に喜んでいただける住まい」になるよう、私たちは日々マンションづくりに励んでいます。パークホームズLaLa新三郷では、Sulatto3 の採用により「免震構造」とこれまでにない「快適で質の高い住空間」によって、従来のマンションにはない新しい住まいと暮らしをご提供することができたと思います。

ご採用頂いたデベロッパー開発担当者にインタビュー【4】

「ザ・パークハウス新川崎」SuKKiT3

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三菱地所レジデンス株式会社 様

横浜事業部 計画第ーグループ
石毛 瞳 様

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ザ・パークハウス新川崎

建設地
川崎市幸区下平間
構造規模
鉄筋コンクリート造 地上7階
住戸数
134戸
竣工年月
2015年7月
採用工法
SuKKiT3フリーノンビーム

20mの高さ制限のあるエリアでSuKKiTがとても活きた

川崎・横浜地域では、建築関連法規による建物の高さ制限や計画地の接道が狭い場合など、建物形状に厳しい制限が生じる場合がよくあります。本プロジェクトも、20mの高さ制限があるエリアだったので、土地情報を入手した時から、配棟計画をどうまとめるかが大きな課題でした。そんな中で7階建てが実現 できる SuKKiT がとても活きたと思います。

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この階高でこのサッシ高 これまでの常識が覆った

本プロジェクトは、高さ制限のために階高を約2.8mとしました。 一般的にこの程度の階高だとサッシ高は2.0m未満となりますが、SuKKiT を採用することで、サッシ高を2.2mとすることができました。 この階高でこのサッシ高、これまでの常識では難しかったと思います。 このサッシ高の魅力はモデルルームにいらっしゃったお客様にも感じていただくことができたと思います。

実際よりもお部屋が広く感じられる

SuKKiTを採用した 一番のメリットは、やはり 2.2mのサッシ高です。モデルルームにいらっしゃったお客様からは、リビングに入られた時に 「明るいね」 とか「思ったよりも広いね」という声をたくさん頂ました。 窓が高く開放感があることで、実際よりもお部屋が広く感じられるというところが効果的だったと思います。SuKKiT を採用して商品価値を上げたために、販売も順調で、実際にお部屋をご覧いただける竣工後の販売進捗のスピードがより早まったことが印象的でした。商品性の高さをお客様に実感いただけた証ではないかと思います。

販売時にGマークが使えるSuKKiTのメリットは大きい

物件としてのグッドデザイン賞は、竣工したプロジェクトしか受賞ができません。販売中のプロジェクトに付随させるとなると「取り組み」事例のみとなります。当社でグッドデザイン賞を受賞した取り組みに加え、同賞を受賞した SuKKiT をお客様にアピールできることは価値があると思うので、ぜひ今後のマンション販売時に積極的に活用したいです。